暗黙の信頼関係
多くの人がそれぞれの思いや、やらなければならない事を遂げるために日々行動をしている。
ただ、それを遂げるには不特定多数の暗黙の信頼関係があってこそ個々の生活も成り立っている。
必要最低限のことはもちろん法律などで制限されている。ただ、それを守るか守らないかはここの人間次第。
青信号を渡る時、暗黙の信頼があるからこそ、信号を信じて安心して渡ることができる。
買い物をしても、暗黙の信頼があるから表示された原材料を信じて安心して食べることができる。
もちろん、ごく稀に暗黙の信頼を破り、人に危害を加えたり、嘘をついて商売をする人もいる。ただ、自然排他的に、もしくは行政、司法の力で速やかに排除される。
物事がうまくいかない時、誰かのせいにしたり、自分は虐げられているなんていう感情が出てくることがあるし、それは場合によっては仕方がないのかもしれない。
ただ、社会の基盤として多くの人を信頼し、また多くの人に信頼されて自分の生活が成り立っているということを想像すると、少し気持ちが楽になる。