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細胞分裂と癌

細胞の基本は細胞分裂、よく「年老いた細胞が死んでそこを若い細胞が分裂して常に穴埋めをしている。」と言われているのを見かけるが、もともと1個の受精卵細胞が分裂を繰り替えして身体を形成しているはずなので、全ての細胞は同じ年齢になるはずなのではないか?

”若い”細胞っていつどこからやってくる?

 

その卵細胞も母親が成長していく過程で一生分の卵細胞が生成されているので卵細胞も母親の母体の細胞と同じ年齢ということになる。卵細胞になった時点で年齢がリセットされているのか?それとも受精して新しい遺伝子を組み込まれた時点でリセットされるのか?

 

細胞は分化して役割を持たない限りは歳を取らないということか?分化して役割を持ち、仕事をすると古くなってくる?

ということは分化された細胞はその時点で分裂はしなくなるということだろうか?

 

でも単細胞生物はそれ自体が分裂を繰り返して増殖するので基本老化して死ぬということはないということになる。

多細胞生物は役割分担でただ分裂を繰り返して細胞の数を増やすという役割を持った細胞があるということなんだろうか。

分裂した片方の幹細胞が体を巡り、年老いた細胞を見つけるとそこに穴埋めする形で入り込み、役割を受け継いている?それがES/IPS細胞?

 

 

細胞が癌化するタイミングは細胞分裂の際にコピーに失敗するからと言われている。

失敗する原因は紫外線や放射線、汚染物質、精神状態や健康状態など内的なものあるだろうが、癌細胞は細胞が分裂しないと生まれないはず。

 

そもそも分裂をする細胞はどのようなものなのだろうか?色々素人なりに文献を探しても見つからない。

皮膚や、内臓などの役割を持った細胞は分裂しているんだろうか?骨や血液は骨芽細胞、血液幹細胞など、役割を持つ前の細胞が分裂して、幹細胞からそれぞれ役割を持った細胞に分化されていく。

もし未分化細胞のみが細胞分裂をおこなっているのであれば分裂のタイミングで癌化して、その癌細胞が分化せず分裂を続けてどんどん癌が増殖。分化されていないので色々なところに散らばりながら細胞分裂を繰り返して転移を繰り返す。

 

なんか辻褄が合ってくる。