無意識から生まれる意識 #2
人間って意識的に動作している時間はどのくらいなるのだろうか?
人生の1/3は寝ていて、基本無意識の時間。起きていても食事の時気づくと無意識に箸を動かし、食べ物を口に送っている。仕事の時だって、ボーッと無意識のままキーを叩いている時がある。ほぼほぼ無意識の状態で活動しているんだろうなあ。というか意識的と無意識的という2つに分けること自体無理があるんだろう。
そもそも意識というのはなんなんだろうかというところもある。自分の細胞ではないものも含めると数百兆の生命の集合体であって、意識というのは脳の中に一つの塊があるのでなく、細胞レベルで上げている声の集合体なのだろう。
なので、細胞自身良かれともって上げている声が集合体になると互いに不都合が生じて、いわゆる合成の誤謬の状態になり、生物として意味がなかったり生存と逆の行動になったりするんだろう。
とはいえ、ある一定の統制はかけていて、その統制行動が”意識的”というように取られるのではないだろうか。
無意識の世界を意識的に気付くことができれば、その先の見えない世界が見えてくるのかも。
無意識で動くところに気づくという修行を続けよう。