エネルギーと空腹
空腹を感じるのは胃が空っぽになったタイミング。大体食事から4時間経つと突然空腹感に襲われる。
でも、体に栄養素が吸収されるのは胃の中で食べ物が分解されて、小腸に流れそこから数時間かけてじっくりと吸収が始まる。吸収した栄養素はまだそのままでは利用できず、色々な消化酵素で分解されて、ようやくエネルギーの元となり全身に送られる。
なので、胃が空になったからって即座に飢えるわけではないのですが、空腹感は直接体力の減衰につながります。逆におにぎり一個お腹に入れるだけで突然元気を取り戻す。
実際のエネルギー源と、力の源は直接繋がってなく、色々複雑な絡みがあって細く長く繋がっているようです。
取り込んだエネルギーの60%は心臓やその他内臓を動かし、血液を循環、体温を保つためのいわゆる基礎代謝に使われる。食物が取り込まれて消化吸収するにもかなりのエネルギー消費がされている(どこかに1600kcalって書かれてました)
なので、胃が空になって次のエネルギー補給の目処が立たなくなると体が緊縮モードに入るんでしょうね。
ただ、文化や生活習慣、個人差によって1日に食する食事回数はまちまちで、それぞれ個人で一番体調の良くなる食事回数というのがあり、また、生活環境によって取り込む栄養素のバランスも違い、それによって吸収速度も違うので空腹感やそれに対する体の反応も習慣的なところと結びついているんだと思います。
自分なりに食事のタイミング、空腹感の解消方法を見つけるのが健康を保つ秘訣かもしれません。
ちなみに私はあまりに空腹を感じすぎて体が緊縮モードに入ると基礎代謝が落ちて、思考能力も下がるので、限界を感じるちょっと前(食事から4時間くらい)におやつを少しとしっかりと水分補給をすることで解消しています。そうした方が基礎代謝もキープされてダイエットになるかも??
私の定番、豆乳ミロを一杯。ミロは一時期なんかで紹介されて製造中止になったらしいですが、今は普通に買えます。飽きっぽい人が多いですね。。