日日是好日あるがままに。

日々の自分への言い聞かせ、面白いものの共有の場。

お金の存在意義とそのものの価値

お金は物と交換するためのチケットであり、物やサービスの質や量に応じて交換する量が決まるはずである。
ただ、今、お金そのものに価値を持ち過ぎていて、お金の価値に応じて物やサービスの価値が決まってしまっているのではないか。
人の営みの中では常に新しい価値が生まれて、それを人々が相互交換することによって経済活動が行われているが、その相互交換を仲介するためのお金に価値を持ち、人々が蓄えることによって経済が滞留し、人によって生み出された本来必要な物やサービスの価値が下がってしまっている。

お金というのは物やサービスに変換されて初めて価値の出る物でなければならず、将来や、未来への貯蓄も含め、ある一定期間で物やサービスに交換されなければならない。

お金の価値が下がり続け、ある一定期間で利用できなくなるような手立てを考える必要がある。ある意味インフレ状態というのがその手立てなのかもしれない。
ただ、あまり大きく価値が下がってしまうと資産の保護のために別のものに置き換わって、それがお金と同じ価値を持ち始めてしまうのであろう。

 
過去、貨幣というものが古代に自然発生的にできてから価値を持ち出すまでに起きた経緯を調べて、現在社会にマッチしたお金の存在というものが必要なのかもしれない。